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テーマを絞ったガーデニング雑貨

このジレンマに技術陣は頭を悩ませていたのだ。
ところがトヨタは、ガソリンエンジン用に開発したNOx吸蔵型三元触媒をディーゼルエンジンに応用し、触媒でNOxを浄化する際に発生する酸素でPMを除去する仕組みを開発したのである。 ただ、触媒の性能を保つには、軽油中の硫黄分を現状の五○○ppmから五○ppmにまで低減することが前提条件となっている。

石油業界ではPMの排出を低減できる軽油を二○○三年から導入する方針であることから、トヨタもこれに合わせてトラックや欧州向けディーゼル車などに二○○三年以降、この新システムを搭載して市場投入すると共に、他社にも技術供与して世界標準としていく考えも明らかにした。 この新システムは、小型乗用車から大型トラックまで利用できるもので、大型トラック向けとしては子会社の日野自動車と共同開発を進めている。
ディーゼルエンジンは、トラックやバスの動力源として日本ではとらえられているが、欧州では乗用車の三割をディーゼル車が占めている。 欧州では温暖化防止のために、二酸化炭素(CO2)の大幅削減が二○○八年までに実施されることになっている。
日本のディーゼル車規制は二○○三年にNOxを二五%、PMを二八%削減する目標を掲げており、二○○五年にはさらに五〜六割の低減を目指している。 東京都が二○○三年から「排ガス低減装置(DPF)」装着の義務付けを検討するなど、各地の自治体も規制強化に乗り出している。
トヨタは、このディーゼルの排ガス浄化装置「DPNR(ディーゼル微粒子・NOx削減)システム」と「直接噴射式(コモンレール)エンジン」搭載の乗用車を英国、フランス工場で生産・供給し、欧州市場、欧州メーカーに対してトヨタのディーゼル環境技術の高さをアピールしていく方針だ。 さらにトヨタは、二○○一年六月に、市場の主流であるガソリンエンジン車でも他メーカーに先行した環境対策を打ち出した。
大気汚染物質が少ない低公害型のガソリン乗用車の拡充である。 これは、政府が定める現行の排出ガス規制値(「二○○○年排出ガス規制値」)よりも、NOxなどの大気汚染物質が七五%以上も下回るという「超低排出ガス車」で、排ガスを浄化する触媒の性能向上で可能となった。
二○○五年をめどに新車の八割について実行するという。 この七五%という数字は、国内メーカーで最も厳しい目標値である。
この目標値を自らに課すことにより、トヨタの環境対策を世間にアピールすると共に、対象車種を拡充することによって量産による触媒などのコスト低減効果も目論む。

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